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3分間スピーチ

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A・Kさん(♀)

3月31日から、NHKの朝の連続テレビ小説「あんぱん」が始まった。この物語は「アンパンマン」の作者、やなせたかしさんとその妻のぶさんの人生を描いている。公式インスタグラムでは、『逆転しない正義を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語』と紹介されている。逆転しない正義とは何かを考え、たまたま所持していた、やなせたかしさんのインタビュー集「なんのために生まれてきたの?」を家で読み返してみた。そこには「逆転しない正義」が語られていた。やなせたかしさんが生きる中で見つけた絶対的な正義、それは「飢えている人を助けること」である。「困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場や国に関係なく『正しいこと』。これは絶対的な正義なんです。」と書かれていた。そして、やなせたかしさんは、ひもじい人を助けるヒーローを作ろうと考え、「アンパンマン」を生み出したのである。「アンパンマン」が誰にでも受け入れられ、人気を集めた理由がわかった気がする。正義には時として異なる正義がぶつかり合い、言い争いや戦争に発展することもある。また、立場が変われば正義が逆転することもある。逆転しない絶対的な正義を見つけ出し、それをヒーローにしたやなせたかしさんの偉大さを改めて感じた。

M・Nさん(♀)

最近、ゴルフが趣味になった。きっかけは会社の創立記念日に行われた社内コンペへの参加だった。参加する前はゴルフにあまり良い印象はなかったが、ゴルフが上手な同僚に誘ってもらい、クラブの持ち方から教えていただいた。初めてのコンペはボロボロの結果だったが、その後も定期的に練習に誘ってもらい、気付けば5年も続けている。成績は人に自慢できるほどではないが、当初に比べれば断然うまくなったと褒められることも増え、日々の楽しみが増え、社内外に友人も増えた。仕事では金融機関向け自社パッケージeRIMSの開発・保守に従事している。数年前に配属された当時、開発自体の経験は長かったが、金融系は未経験であた。当初はお客様のお問い合わせを受けても、相手が話している言葉が分からない状態で、一旦電話を切り、調査後に折り返しで対応することがほとんどだった。しかし今では、その場で回答できる内容も多くなってきた。例え思った成果が得られなかったとしても、前向きに一生懸命努力すれば、助けてくれる大切な方が増えたり、努力した自分を認めることができる。これらのことから、何事も最初から拒絶したり逃げたりせず努力することは無駄にはならないと確信している。

H・T部長(♂)

先日、ニュースで「フードリボンプロジェクト」が紹介されていた。子ども食堂については広く知られているが、このフードリボンプロジェクトは、その派生型ともいえる取り組みである。この活動は、千葉県市川市の一般社団法人と市川市が連携して、2023年にスタートした。開始から約2年が経過し、徐々に認知が広まり、現在では全国に活動が広がりつつある。プロジェクトの仕組みは、趣旨に賛同した飲食店が事務局に申し出て「協力店舗」となり、まかない料理を中学生以下の子どもたちに提供するというもの。1食あたりの料金は300円に統一されており、この費用は、プロジェクトに賛同したお客様が負担する。具体的には、賛同者が店舗で300円のリボンを購入し、お店の掲示板にリボンを掲げておく。子どもたちはそのリボンを利用することで、無料で食事を受け取ることができる。また、保護者が同伴する場合は、同じく300円を支払えば一緒に食事ができる仕組みとなっている。調べてみると、我が家の隣駅にも協力店舗があるそうで、今度、家族と一緒に訪れてみようと思う。これは「社会貢献」の一つの形であるが、TWSにおいても社訓に則って「フードバンク」や「エコキャップ収集」などの活動を進めている。一人の力は小さくても、多くの人が協力すれば大きな力となり、多くの困っている人々の助けになれるかもしれない。人は誰しも、他者の支えの中で生きている。そうしたことを常に自覚し、今回紹介したような取り組みをはじめ、自分にできる範囲で一歩を踏み出し、行動につなげていきたい。

N・H支店長(♀)

先日、誕生日を迎えた際、社内アプリケーション「お気楽パリピ」内で迎社長よりお祝いの言葉をいただいた。その中に「為せば成る なさねば成らぬ 何事も」という一節があり、この言葉の意味を改めて考える機会となった。この言葉は、米沢藩主・上杉鷹山が家臣に教訓として与えたもので、正式には「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」と続く。意味としては、「何事も努力すれば実現する。実現しないのは、努力をしないからである」と解される。新入社員の皆にとっては、今が最も努力を重ねる時期であろう。すぐに成果が出なくとも、一歩一歩努力を重ね、テイルウィンドシステムの一員として力強く邁進していってほしい。私自身も昨年から、良いことも悪いことも多く経験しているが、還暦という節目を迎えた今、この言葉の重みを改めて感じている。これからも努力を続け、一歩一歩着実に前進していきたい。

Y・Y専務取締役(♂)

最近、勤怠の乱れによるクレームが増えている。私自身、約40年前に社会人としての一歩を踏み出したが、その際に先輩や上司から最初に教わったのは「飲み会の翌日や休み明けには、どんなことがあっても仕事を休まない」ということであった。当時、私はお客様先に常駐しながら、システム運用の24時間交替勤務に従事しており、昼勤・夜勤のスケジュールをこなしていた。担当者が来なければ交替ができず、結果として翌朝まで働かざるを得ない状況となる。今のようにLINEやメールで簡単に連絡できる時代ではなく、欠勤や遅刻の連絡は必ず上司に直接電話で伝える必要があり、その行為には強い責任感が伴っていた。そのような環境であったからこそ、私は体調管理に特に気を配るようになり「欠勤や遅刻をしない」という勤怠の習慣が自然と身についたのだと思う。しかし最近では、電車の遅延や体調不良などを理由に、あまりにも気軽に遅刻や欠勤をするケースが目立つようになってきた。こうした勤怠の乱れが続くと、お客様からの信頼を失い、場合によっては契約の解除や謝罪対応といった深刻な事態にも発展しかねない。突発的な欠勤や遅刻が多くなければ、たとえスキルが十分でなくても、周囲のサポートを得ながら信頼を築いていくことは十分に可能である。この「勤怠の重要性」を常に意識し、日々の行動に反映させてほしい。私たち全員が責任感を持って職務に取り組むことで、お客様からの信頼を得ると同時に、職場全体の雰囲気もより良いものとなるであろう。

M・Nさん(♂)

私が社会人になったのは40年前。当時のパソコンは現在と比べて非常にスペックが低く、メモリは768キビバイト(KiB)、ハードディスクは5MB程度のDOSマシンだった。私が入社したのは組み込み系の会社で、新人教育では8086アセンブラとC言語を学んだ。コンピュータの世界は変化が速く「エンジニアは30歳が定年」という説も当時はよく耳にした。若いころに身につけたスキルが通用しなくなり、年齢を重ねると管理職や別の職種への転身を余儀なくされる、という考え方である。幸いなことに、アセンブラやC言語は組み込み系の現場で長く求められるスキルであり続けた。アセンブラは50歳ごろまで、C言語は60歳ごろまで業務で使い続け、エンジニアとして仕事を続けることができた。変化の激しい業界とはいえ、すべてがすぐに陳腐化するわけではなく、長く通用する知識も確かに存在する。現在の新卒研修では、JavaやVBAを学ぶ機会があるだろう。これらは30年ほど前に登場した言語だが、今も現場で広く使われており、しっかり身につければ長く役立つスキルだと思う。私もTWSに入社してからVBAの勉強を始めた。若い人のようにすぐに覚えるのは難しいが、地道にしっかりと身につけていきたいと思っている。

H・Nさん(♂)

私には、大切にしている「魔法」がある。ひとつは、自分がつらい時や悲しい時に、心を元気づける魔法の言葉「なんくるないさ!」だ。すでにこの言葉を使っている人にもぜひ伝えたい。実は、この魔法の効力をさらに高める秘訣がある。それは「なんくるないさ」を単なる「何とかなるさ」と受け取るのではなく、「くじけずに正道を歩み続ければ、必ず良い日が来る」という意味で捉えることだ。ここで言う「正道」とは、自分が目指す道を意味している。他人とのバランスを保ちながら、自分にとって本当に大切なものを追い求め続ける、その姿勢のことだ。もうひとつの魔法は、周囲の人の心を癒し、自分との関係性を深めてくれる言葉「大変だったね。」だ。誰かが悩み、つらい思いをしているとき「大丈夫?気にしないで」と声をかけるのと「大変だったね」と寄り添うように言葉をかけるのとでは、どちらが心に響くだろうか?「大変だったね」という一言には、相手の気持ちに同じ目線で寄り添う魔力がある。他のどんな言葉よりも、人と人との絆を深めてくれる、優しい魔法なのだ。お互いにそうやって心を通わせることができたら、この魔力はさらに強くなるに違いない。最近、アニメ『葬送のフリーレン』にはまっており、そこに登場する「フランメの魔導書」になぞらえて、今回、話してみた。皆も、自分を元気づけたり、人を励ましたりする“魔法”を、自分なりに編み出してみてはいかがだろうか。

H・O執行役員(♂)

私が新卒で入社した会社では、社内に研修専門の部署があり、新入社員研修、リーダ研修、マネージャ研修など、さまざまな社内研修が用意されていた。それだけでなく、自衛隊研修などの外部研修も実施されていた。新入社員の皆が昨日受講した基本行動研修と同様のものを、私も入社2〜3年目の頃に、11日間の泊まり込みで受講した経験がある。研修では、早朝5時半から夜の9時半まで教官がストップウォッチで時間を管理し、すべての行動が厳密に制御されていた。食事や入浴も決められた時間内に行う必要があり、特に辛かったのは、食事中は私語厳禁であるにもかかわらず、笑顔を保たなければならなかったことである。新聞やテレビなどの情報に触れることができないため、曜日の感覚すら薄れていくような研修であった。また、同時期に受講した営業研修では、顧客に対するコンサルティングセールスの技法を学んだ。クロージングまでのプロセスを、さまざまな手法を用いて実践的に習得する内容であり、こちらも二泊三日で、夜遅くまでグループでの討論を繰り返す密度の濃い研修であった。このように多様な研修があるが、最も重要なのは、受講者本人が研修内容をどれだけ理解し、実践の中で身につけていくかである。新入社員の皆にも、会社が時間とコストをかけて実施している研修の意義をしっかりと認識し、真剣な姿勢で臨んでいただきたい。

S・Hさん(♂)

先日行われた日本一を決める全日本フットサル選手権での出来事だ。予選を勝ち抜いた後、3日間で準々決勝・準決勝・決勝の3試合を戦う非常にハードな大会である。しかし、準々決勝の勝利後、突如として体調を崩し、食事を摂ることができなくなった。翌日もほぼ何も食べられないまま試合に臨むことになり、決勝戦でも同様の状態が続いた。20年以上の競技人生において、何も食べずに試合に挑むのは初めての経験だった。それでも結果を残すことができたのは「今の自分に何ができるのか」を考え、それを実行したからだと考える。本来ならば、自分の持てる力を100%発揮するのが理想だ。しかし、現実には怪我やコンディション、メンタルの状態に左右され、常に最高のパフォーマンスを発揮できるわけではない。もちろん、万全の自分を求めることも重要だが、その日の状況に応じて「その時に出せる力の100%を尽くす」ことに意識を向けるべきだと改めて実感した。当時の私は、チームを引っ張り支える立場にあったが、体調を考慮した結果、その役割を果たすのは難しいと判断した。そこで、潔くチームメートに支えてもらうことを決めた。そう割り切ることで、自分のやるべきことが整理され、結果、食事を摂れていないことへのストレスも軽減され、メンタル面も安定した。また、エネルギー不足によるパワーの低下を考慮し、プレースタイルも調整した。結果的に自分だけの力ではないが、第2位という成績を収めることができた。このことから、その日の状況に適応し、自分のできることを整理し、その中で100%を出し切ることの大切さを実感した。しかし、フットサルでは環境に適応し、状況を判断して実行する力を発揮できる一方で、仕事においてはまだ十分に活かせていないと感じている。今の自分の目標は、仕事の場でも同じように適応力を発揮し、与えられた環境の中で最大限の力を発揮できるようになることである。

K・Yさん(♀)

7月より統計システムの保守案件に参画し、先日3月31日に無事システムリリースを迎え、保守作業を終えることができた。私はこの一年間、主にバグ修正や機能追加といった作業を担当してきた。研修で学んだような基本的なエラーだけでなく、一週間以上進捗が出せずに苦しんだ内容もあり、思うように作業が進まない日々には、帰宅後も頭の中で考えが巡り、仕事中に体調を崩してしまうこともあった。そんなとき、同じプロジェクトに携わる先輩方はもちろん、同期や別部署の方々からも温かい言葉をかけていただいたり、体調がすぐれない時には栄養ドリンクを差し入れていただいたりと、たくさんの支えをいただいた。そのおかげで、最後までやり遂げることができたのだと思う。この経験を通じて、自分が思っている以上に多くの方々が気にかけてくださっており、見えないところでも支えていただいていたのだと実感した。温かく見守ってくださった皆さまには、心から感謝している。そして4月から、私は新卒社員から「先輩」と呼ばれる立場となった。技術面ではまだまだ未熟であり、諸先輩方には遠く及ばないものの、入社2年目だからこそ気付ける不安や疑問があると感じている。そうした点に寄り添い、後輩をサポートできるよう努めていきたい。新卒ではなかなか経験できないような、非常に恵まれた案件・環境で1年間業務に携わることができた。だからこそ、今年はこの1年で学んだことをさらに活かし、より成長できるよう努力していく所存である。