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3分間スピーチ

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Y・K事業部長(♀)

先日、初めてズンバというダンスエクササイズに参加した。年齢的にどうかと思ったが、意外にも動け、汗をかく爽快感が心地よく、もっと早く参加すれば良かったと思った。最近は何事にも年齢を言い訳にしがちだが、それでは大きく損をしている。年齢を重ねたからといって何も始められないわけではなく、「まだこれからだ」と前向きに捉え、挑戦する姿勢が大切だ。「こうありたい」「こうなりたい」と目標を持つことが、毎日の充実感とやりがいを生み出し、前向きな姿勢につながる。社内で目標設定のワークショップを行っているが、実際に目標を持ったことで行動や雰囲気が変わった人たちを目の当たりにしてきた。ちょっとした考え方の変化が、1年後、3年後の自分を大きく変えると感じている。小さな目標でも、それを持って行動していきたい。

T・M部長(♂)

出張時に少し時間があったため、休憩できる場所を探すためにGoogleマップを開いた。近くにコンビニがあったので、イートインが可能かどうかを調べるつもりで、ふと口コミを見たところ、ある店員について実名でコメントが挙がっていた。口コミの内容は、その店員の接客態度や容姿についてで「接客業としてはふさわしくない態度や見た目」という評価が書かれていた。そして同様の口コミが1件や2件ではなく、かなりの数投稿されていたため、その店舗に足を運ぶ気が失せてしまった。このようなネガティブな印象は、たった一人の店員によって店全体に影響を与えうるのだと改めて感じた。このことを踏まえると、自分もTWSの社員として、お客様への対応や日頃の行いを見直し、会社の一員として恥ずかしくない行動を常に心掛ける必要があると強く感じた。また、日常の小さな行動や言動が、会社全体の評価や信頼に直結することを意識し、責任感を持って行動する重要性を再確認した。

G・O執行役員(♂)

先月、高校生の娘がフィリピンに短期留学をした。目的は英語能力の向上だったが、私はそれ以上に大きな意味を持つ体験だと感じていた。まず、自分が高校生の時にそのような機会があったとしても、私は間違いなく参加しなかっただろう。英語にも海外にも興味がなく、パスポートを持っていない、アルバイトが忙しい、お金がもったいないなど、様々な理由を挙げて断っていたと思う。しかし、娘はそのチャンスを選び取った。初めて一人で海外に行くこと、見知らぬ人々と生活すること、言葉の壁など、さまざまな不安があっただろう。それでも彼女は留学を終え、来年はさらに長期間行きたいと話していた。私は今回の留学について、当初から「新たな出会い」を得ることが主な目的でよいと考えていた。高校生という時期は、今まで出会ったことのない人々と触れ合い、人生の視野を広げる絶好の機会だ。私自身も高校時代にそうした経験があった。勇気を持って行動することで、確実に人生の幅は広がる。「TWSはチャンスをくれる会社だ」とよく言われる。しかし「やったことがないから」「大変そうだから」などの理由で、せっかくのチャンスを捨ててしまってはいないか。娘の留学を通じて、改めて考えさせられた。

G・Hさん(♂)

ダーウィンの言葉「変化する者だけが生き残る」は、私がこれまで経験してきたことと重なる。20年前、テレビ番組の制作会社に入社した当時、業界は活況を呈しており、多くの専門スタッフがそれぞれの役割個々に担っていた。しかし、数年が経つと広告収入が億単位であった予算が縮小し数千万円単位に。制作現場では、スタッフが兼業を強いられるようになった。カメラマンが音声や照明を兼任し、ディレクターが台本を書き、最終的にはカメラも回すようになった。「デジカメの操作がわからない」などと言っているディレクターの仕事は当然減った。さらに予算が削られ、数百万円まで縮小すると、ディレクターは編集まで担当するようになった。そして編集ソフトの操作を学ばない者は業界から姿を消していった。この変化に適応できず去っていったのは、主に40代、50代の年配ディレクターたちだったように思う。私自身もその年齢に達し、今、新たな変化を目の前にしている。それは生成AI技術の導入だ。5年後には、YouTubeやネット上の多くの動画がAIによって制作されると言われている。私もこの新技術を学び、次の時代に適応する努力をしなければ、生き残ることはできないと強く感じている。

K・Uさん(♂)

私の祖母は今年の6月に102歳で老衰により他界した。彼女の長寿の秘訣は、毎日笑い、そして欠かさず体を動かすことだった。いつも笑顔で、どこにいても笑い声が絶えなかった祖母は、周囲を明るく照らす存在だった。また、歩くことが好きで、私が小さい頃はよく一緒に散歩に出かけた。この習慣が、祖母の長寿に繋がったのだろう。笑うことと運動が健康に良い理由を調べてみると、次のような事実が浮かび上がった。まず、笑うことは幸せな気分をもたらし、ストレスを軽減し、心をリフレッシュさせる効果があると共に、免疫力を高めることが知られている。一方、運動は血流を促進し、心肺機能を高めるだけでなく、精神的な健康リスク、特にうつ病や不安症の軽減にもつながる。実際、適度な運動を続けることで、メンタルヘルスの改善が確認されている。祖母の長寿を支えたのは、この「笑い」と「運動」の力だったのだと改めて感じた。私も祖母を見習い、健康を維持し、楽しく長く仕事を続けるために、日々の生活の中で笑顔を忘れず、周囲の人々と積極的にコミュニケーションを取り、適度な運動を続けたいと思う。頭では分かっていても、実行が難しいこともある。しかし、これからは『笑うこと』と『運動すること』を習慣化し、意識的に取り組んでいく。

Y・Mさん(♂)

私たちは日々、新しい知識を得る機会に恵まれている。例えば、打合せに参加したり、資料や設計書を作成したり、客先に赴いたりすることだ。そういった日々の経験を積むことで、私たちの知識は確実に増えていく。しかし、その知識をただ持っているだけでは活かすことができない。大切なのは、その知識をどう使うかである。ここで「知識を知恵にかえる」という言葉の意味を考えて欲しい。知識はあくまで情報であり、それ自体は無機質なものである。しかしその知識を実践に移し、自分の経験や判断を加えることで、初めて「知恵」となるのだ。知恵とは状況に応じて適切な行動を取るための洞察力や判断力である。自分に任せられた仕事・タスクに対して「どうすればいいですか」と投げかけるより、調べた情報に対して自分の経験と判断を加え「自分はこうしたい」と言えるよう知恵
を絞って欲しい。私は10月から新しい業務に就く。日々の業務・プロジェクトの中で、自分が持っている知識を活用し実践の中で知恵を育てていこうと思う。

E・M執行役員(♀)

イソップ童話「3人のレンガ職人」に、ある旅人が「何をしているのか」と尋ねる場面がある。一人目の職人は「朝から晩まで毎日レンガを積んでいる。足腰が痛くて大変だ」と答え、二人目は「大きな壁を作っている。家族を養うためには当然だ」と答えた。三人目の職人は「歴史に残る偉大な大聖堂を作っている。完成したら多くの人が喜ぶだろう」と答えた。10年後、一人目は相変わらず文句を言いながらレンガを積んでおり、二人目は賃金は上がったが危険な屋根の上で作業していた。三人目は現場監督として人材育成に携わっていた。自分自身を振り返ってみると、私は仕事は遣り甲斐を持ち、それに伴ったお給料を頂いていることで毎日有意義に過ごしていると思っていたが、それだけで良いのだろうか。もしかしたら10年後、今よりもっとキツイ仕事をさせられているかも知れない。三人目の職人のように、その先を見据えることが必要になってくるのだ。今の仕事が将来どうなっていくのか、単にお金を稼ぐためではなく、その先のビジョン、夢や理想を持つことが重要だと感じた。そしてその夢を回りの人たちと共有し、それに向かって一緒に行動して行ければ高いモチベーションを保ちつつ自分の理想に近付けるのではないだろうか。今は上から言われたから、その言われた通りに働いているだけ、と言う人も多いかも知れない。もう一歩踏み出して、自分の理想や夢を仕事にプラスしてみるともっと違った働き方が出来るのではないだろうか。

A・A事業部長(♀)

私は『宇宙兄弟』というマンガが非常に好きだ。物語は、弟が先に宇宙飛行士となり、それを追いかける兄が宇宙を目指すところから始まる。兄は要領が良いタイプではなく、ツイていないと感じることも多い。しかし彼は、自分の意見を率直に伝える力を持ち、周囲の人々と良好な関係を築きながら、一歩ずつ宇宙への道を進んでいく。彼の言葉の中に「本気の失敗には価値がある」というものがある。例えば、私たちが新しいプロジェクトやシステムを開発する際、あるいは新規顧客との仕事に取り組む際、予期しなかった問題が発生することがある。私自身、過去に大きな失敗を経験し、深く落ち込んだことがある。しかし、失敗を通じて「この方法ではうまくいかない」ということを学び、次にどのように進むべきかを真剣に考える機会を得た。失敗せずに進むことが理想かもしれないが、本気で取り組んだ失敗には大きな価値がある。この教訓を胸に、一度の失敗で諦めることなく、学んだことを活かして前進し続けたい。

J・Sさん(♂)

ある激安スーパーマーケットを特集したテレビ番組では、物価高の中でなぜそのスーパーが安さを維持できるのかを取り上げていた。コスト削減がその理由で、例えば、支払いは現金のみで他の支払い方法を導入しない、店内の装飾や広告を控える、地方に広い敷地を確保し商品の売り場面積を広げて品出しを朝1回だけにするなどの努力が紹介されていた。番組の中で、朝に品出しを終えたパートさんがすぐに退勤するシーンを見て危機感を覚えた。人手が足りているため、働きたくても働けない状況になるというのだ。これは、我々の業界でも起こり得ることだ。最近「ノーコード」や「ローコード」を謳うシステムが広まり、誰でもプログラムを作成できたり、プログラムから設計書を自動生成できたりするようになってきている。そうなれば、プログラマやSEの必要性が薄れてしまうかもしれない。また、最近のAI技術の進展も注目すべきだ。例えば、ChatGPTなどのAIツールの利用が広がっており、今後販売されるPCにはディープラーニング処理が可能な「NPU」というチップが組み込まれている。つまり、これから購入するPCにはAI機能が標準搭載されるということだ。この状況下で重要なのは、ただAIを利用するだけでなく、利用して何を生み出すかという点だ。「技術の前に人ありき」とは言うが、「人ありき」は当たり前であり、この業界では常に勉強が求められる。さらに先を見据え、今後のIT業界を生き抜くために、自分の技術力を少しでも高めていきたい。

H・Kさん(♂)

労働生産性は、労働力の効率性を測る指標であり、労働者1人が1時間あたりにどれだけの成果を生み出せるかを示すものである。2023年の統計では、日本の労働生産性はOECD加盟国38カ国中30位であり、G7諸国の中では最下位であった。1位のアイルランドとは約3倍の差があり、1980年代には同水準であったことを考えると、約40年間で大きく後れを取ったことになる。この差の主な原因は、長時間労働、デジタル化の遅れ、DXの遅延、企業誘致の失敗などが挙げられる。これらは、人財やシステムへの投資が十分でなかったことに起因している。一方で、企業が労働生産性を向上させるためには、上記原因の改善が重要であろう。個人レベルで労働生産性を高めるには、時間とタスクの管理が重要になってくる。例えば、この3分間スピーチを40人が聞いていると仮定すると、3分×40人=120分が費やされ、20日間では合計40時間となる。このように、私たちが費やす3分間は、組織全体で多くの工数に相当する。したがって、いかに効率的に3分間で要点を伝えるかを見直すと良いのではないだろうか。タスク管理についても、既存のツールを活用しつつ、属人化を防ぎ、チームでタスクを共有する施策を考えることが求められる。日本全体の労働生産性がすぐに改善されなくても、まずはTWS内での生産性向上を図ることが私たちの使命ではないだろうか。