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3分間スピーチ

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M・Nさん(♀)

本日は、ふるさと納税の申請期限日だが、皆は申請を済ませただろうか。私は一昨年からふるさと納税を始めたが、返礼品のサイトを眺めているだけでも、日本各地の名産品を知ることができるのが楽しい。このように、ふるさと納税と同じく、年末年始の過ごし方や食文化も地域や家庭ごとに大きく異なる。私は横浜で生まれ育ち、年越しの際は、船の汽笛を聞いてから寝るのが子供の頃の恒例行事だった。また、我が家のお雑煮は醤油ベースで、たっぷりの野菜と鶏肉が入っているのが当たり前だった。しかし、嫁ぎ先では除夜の鐘を聞きながら神社に初詣に出かける習慣があり、お雑煮もシンプルで、お澄ましに餅が入ったものだった。これには驚いたが、同時に「自分にとっての当たり前」が他の人にとってはそうでないことを実感した。このような「当たり前」の違いについて、全社員研修で研修を受けたことは記憶に新しい。人とコミュニケーションを取る際、前提条件を共有しないと話がかみ合わないことが多い。この違いは、仕事においては致命的な結果を招くこともあるため、注意が必要だ。しかし、プライベートにおいては、人との違いを理解し、許容したり気遣ったりすることが「思いやり」であり、さらにその違いを楽しめる心の広さや余裕を持ちたいと考えている。

K・U取締役(♂)

本年度、TWS事業計画のトピックスの一つである「Sustainability」とは何か。この言葉は、”Sustain(持続する)”に由来し、地球環境問題と結びついたきっかけとして、1992年にブラジル・リオで開催された世界地球サミットが挙げられる。この会議で採択された「リオ宣言」は、人類の発展と地球環境保全の調和を目指し「Sustainable
development(持続可能な発展/開発)」を掲げた。「リオ宣言」を実現するため、1992年から1999年の”アジェンダ21″、2000年から2015年の”MDGs(Millennium
Development Goals)”そして2015年から2030年の”SDGs(Sustainable Development
Goals)”といった長期目標が設定された。しかし、いずれも十分な成果を上げたとは言えず、2019年にスウェーデンの少女が国連本部で行った涙のスピーチが世界に衝撃を与えたことは記憶に新しい。彼女は気候変動の危機を訴え「空っぽな言葉」で未来を奪われたと各国首脳を非難した。その後、各国では”SDGs”の実効性向上や認知拡大を目的とした活動や表彰制度が進められ、ようやく国民全体に”SDGs”が浸透しつつある。以上の背景を踏まえ、企業におけるSustainability活動は、現在の私たちの利益ではなく「未来の子供たちの明るい笑顔」を守るためのものと認識する必要がある。2025年はサステナビリティ推進グループのリーダーシップのもと、積極的な活動を展開し、持続可能な未来の実現に貢献してもらいたい。

S・Tさん(♂)

ハーモニカという楽器に、どのようなイメージを持っているだろうか。学校教育や玩具として出回っていることから「おもちゃの楽器」と考える方も多いかもしれない。しかし、ハーモニカにはプロの演奏者もおり、彼らが使用する高品質なハーモニカも製造・販売されている。ハーモニカにもいくつか種類が存在する。現在、特に有名なのは10ホールズハーモニカである。ギターと共に演奏する際にハーモニカをホルダーで固定して使用されているのは、この10ホールズハーモニカが一般的だ。他にも複音ハーモニカという種類は、微妙に異なる2つの音階を同時に鳴らすことで、哀愁漂う表現を可能にしている。その中で、私が特に推奨したいのはクロマチックハーモニカである。このハーモニカの最大の魅力は、単音の美しさと、単体で半音階に対応できるという点だ。半音階とは、楽譜ではシャープ(#)やフラット(♭)で示される音符のことで、ピアノで言えば黒鍵に相当し、本体の横にあるレバーを押すと、全ての音が半音高くなるという仕組みである。この独自の構造により、クロマチックハーモニカは幅広い表現力を実現している。さらに、ハーモニカは小型でありながら非常に広い音域を持つ楽器だ。例えば、穴が16個あるクロマチックハーモニカでは、4オクターブもの音域をカバーすることができる。このように、クロマチックハーモニカは手軽に持ち運べるサイズでありながら、驚くべきポテンシャルを備えた楽器である。オーケストラの場ではマイナーな存在ではあるものの、クロマチックハーモニカの魅力をより多くの人に知ってもらいたいと願っている。

H・O執行役員(♂)

私が新卒の頃、先輩社員より「利益を出さない企業は罪悪である」と厳しく教えられた。企業が利益を出すことは、株主への配当、社員への給与、法人税の納付といった形で社会貢献を果たすために欠かせない。その利益を上げるために我々ができることは、営業であれば良い条件での受注、本社の間接部門であれば無駄遣いの削減、技術者であれば健康管理を徹底し効率的に作業を進めるといった、日々の小さな努力の積み重ねである。40年前、ある上場企業の工作機械メーカーとの契約で、120日手形払いという厳しい支払い条件を提示されたことがあった。ソフトウェア開発では主なコストが人件費であり、翌月には給与を支払う必要があるため、入金の遅延はキャッシュフローを悪化させる。この状況を放置すれば大変な事態になると考え「自分の給与が120日後に支払われる」と仮定して真剣に交渉を続けた結果、相手役員から現金払いを承諾してもらうことができた。この経験を通じて、企業活動においても「自分事」として捉えることが、最終的に会社の利益に繋がると強く感じた。箱根駅伝の予選会では、わずか1秒の差で本選出場を逃すこともある。同様に、我々も計画に対して1円でも不足すれば目標未達となる。利益計画を達成するためには、常に100%以上の意識を持って日々の行動を積み重ねることが重要である。

K・M(♂)社長

あけましておめでとうございます!2025年は、昭和100年!という節目の年。本年も改めてどうぞよろしくお願いいたします!お正月と言えば、子供の頃から毎年のように箱根駅伝を見ていた。今年は特に、3日に放送されていた箱根駅伝密着ドキュメンタリー番組を見たのだが、選手の想いや箱根に賭ける意気込みに深く感動した。優勝した青山学院大学には、部員60名以上の実力者が集まっているが、その中で箱根を走れるのはたった10人。層が厚い常勝軍団であっても、人々を惹きつける魅力があるからこそ人が集まり、日々の努力があるからこそその輝きが生まれる。箱根駅伝を観ているとコマーシャルで、必ず耳に残るキャッチコピー「丸くなるな☆になれ!」という力強いメッセージが印象的だった。企業が掲げるスローガンやテーマには深い意味が込められており、心が動かされる。TWSにも社内で使われる色々なスローガンはあるが、誰の心にも響く大きなテーマを掲げたい!今年は21周年を迎え、第22期に突入する。これまで以上に熱い想いや意気込みを持つ豊富な人財が揃った会社を作っていく。2025年も変わらぬ支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします!

Y・Y専務取締役(♂)

本日をもって仕事納めとなり、第21期が無事終了する。今年もさまざまな出来事があったが、皆の支えがあったおかげで乗り越えることができ、無事にこの日を迎えられたことに感謝したい。今年の一大イベントとして、2月に盛大に開催された20周年記念パーティーが挙げられる。次の10年、すなわち創業30年目を迎えるころには、99%を超える企業が存続できていないと言われている。会社を存続させることがいかに困難かを改めて実感する。会社を存続させるためには利益を出し、キャッシュを確保し続けることが不可欠だ。赤字になったからといって直ちに会社が潰れるわけではないが、キャッシュが底を突いたときには倒産する。つまり、キャッシュを増やすことが会社の体力を高め、長期的な存続を可能にする鍵となる。そのためには、どんな小さな仕事であっても1回の取引で利益を生み出し、キャッシュを積み上げていく意識が重要だ。以前、よく耳にした言葉がある。「利益とは、絞り切った最後の一滴のようなものだ。利益と損失は紙一重であり、利益を生み出すことは、濡れたタオルを絞り切った後、さらに最後の力を振り絞って一滴を搾り出すような行為である」と。この言葉は、TWSのように「人」がすべての会社において特に重要だ。一人ひとりの意識が、会社に大きな利益をもたらすこともあれば、逆に大きな損害を招くこともある。全社員が少しでも生産性向上を目指し、それが250人の力として結集すれば、やがて大きな利益につながる。だからこそ、全社員が一致団結して取り組むことが必要不可欠だ。一致団結のためには、職場環境の改善が欠かせない。一人に業務が集中したり、任せきりになってはいないか。「やってもらって当たり前」になってはいないか。もしそのような状況があるなら、日々の「当たり前」に感謝し、毎日の生活や家族、職場の仲間を改めて大切にする意識を持つことが大切だ。12月に入り、寒さが厳しくなるこの時期は、体調を崩しやすくなる。インフルエンザの流行も懸念されるが、体調管理も仕事の一環と考え、全員が健康で年末年始を迎えられるよう努めてほしい。そして、次の10年に向けて最高の形で新しい1年をスタートできることを心から願っている。

S・Nさん(♂)

私は業務を進めるうえで、「三敬主義」という言葉を大切にしている。三敬主義とは、「他を敬し、己を敬し、事物を敬す」を指し、以下のような意味を持つ。
「敬の気持ちをもって他人に接すれば礼儀となり、和の徳を生じる。己を敬すれば、自重と自律が促される。また、机上の雑務から国家運営に至るまで、すべてを敬意をもって扱うことで、物事の性能が発揮され、長く耐え得る。」これを具体的に言えば、一つ目の「他を敬し」は、他者への敬意を指す。二つ目の「己を敬し」は、自身を尊重し、自己肯定感を高めつつ自律することを意味する。三つ目の「事物を敬す」は、物事や自然、環境への敬意を示すことである。つまり、人に対しては相手を理解し、敬意をもって接することが重要である。自分に対しては、良い面も悪い面も含めてしっかりと認識する必要がある。そして、どのような事物に対しても誠意と敬意をもって取り組むことが求められる。業務においては、お客様はもちろん、同僚や家族、さらには自身や物事に対してもリスペクトの気持ちを持つことが、人としての成長に欠かせない。この言葉は約100年前に生まれたものであるが、その本質的な教えは現在も色褪せることなく通用する。今後もこの言葉を胸に、誠実に業務に励みたいと考えている。

K・Kさん(♂)

今年も残りわずかとなった。この1年を振り返ると、多くの出来事が思い出される。入社して3年目を迎えた私は、昨年と同じ部署に配属され、これまでの業務を継続しながら新たな挑戦にも取り組んだ。上半期は、担当業務を丁寧に遂行することでいくつかの案件を受注し、事業部の売上に貢献できたと考えている。この成果は、これまで積み重ねてきた知識や経験を活かしつつ、同僚との連携を深められたことが大きな要因だと思う。一方、下半期からは自身のステップアップを目的に、別事業部の案件に参画することとなった。新しい環境での業務はこれまで経験のない分野であり、最初は右も左もわからず戸惑う場面も多かった。しかし、先輩社員の丁寧な指導や助言を受けながら取り組む中で、新たな知識やスキルを学ぶことができた。来年からはさらに新しい案件に参画する予定だ。未知の業務に挑む不安はあるが、これまで学んできたことや培った経験を最大限に活かしたいと考えている。同時に、新しい環境においても周囲との連携を大切にし、チームとして成果を上げることを目指していきたい。

H・T部長(♂)

私は昔、上司から叱られるたびに「悔しくないのか?」と問われてきた。仕事の内容によっては悔しさを感じないこともあったが、自分で完璧だと思っていた仕事に対して「ここがダメだ」「こうした方がいい」などと指摘されたときは、本当に悔しい思いをした。今でも失敗すると「なぜもっとしっかり見直さなかったのだろう」と悔しさを感じる。悔しいと感じるのは、できなかった自分への後悔だ。この後悔を防ぐには、仕事の内容を丁寧に咀嚼し、要求事項を正確に把握することが大切だ。また、相手の立場に立ち、要求を一つひとつ精査し、成果物を繰り返し確認することが求められる。皆は上司に叱られたとき、本気で悔しいと思っているだろうか。この「悔しい」という気持ちは成長の原動力であり、同じ過ちを繰り返さないために重要だ。完璧な仕事など簡単にはできないし、ミスは誰にでもある。しかし、悔しい気持ちが自然に湧いてくるほど真剣に取り組み、振り返りを徹底することが大切だ。これまで真剣に取り組んできた仕事ほど、失敗したときに悔しいと思ったはずだ。これからの仕事でも同じように真剣に取り組み、後悔のないよう努力したい。そして、自らの失敗を正し、後輩や同僚にとって頼れる先輩でありたいと強く思う。

M・Nさん(♂)

株式公開と聞いてまず思い浮かぶのは、ストックオプションと持株会である。私はこれら両方の制度を経験した。ストックオプションとは、あらかじめ決められた価格で自社株を購入できる権利のことである。この価格(権利行使価格)より市場価格が高ければ、権利を行使してその差額を利益とすることができる。しかし、市場価格が権利行使価格を下回る場合、全くメリットがない。このため、自社株の価格動向を常に注視することになるが、権利を行使した後は株価への関心が薄れる傾向がある。一方で、持株会は頻繁に売買する仕組みではないため、自社株への穏やかな関心が持続する。日本企業には、この持株会の方が馴染むと私は考える。また、株式公開を果たした企業は、いずれプライム市場を目指してステップアップするだろう。私が以前勤めていた企業が東証1部に上場した際、その背景には、知名度の高い企業が1部から降格したというニュースがあった。これを機に、社内制度が世間水準以上に整備され、厳しい条件をクリアしたことに社員として誇りを感じたものである。社員が誇りを持てる環境を整えていくことで会社のランクを上げることが出来るのではないだろうか。